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ZEROKOBO DESIGN is an architecture and interior design unit, which is based in Hyogo,Japan

実績・事例

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BISCO hair 髪にドラマを。

BISCO hair 髪にドラマを。 データ
所在地:大阪市阿倍野区松崎町3丁目
用 途:美容室
種 別:新築
竣工年:2022年10月
延床面積:108.12㎡
構 造:木造
規 模:地上2階(店舗併用住宅)

事業主:川畑 健太
建築設計:es ARCHITECT
店舗設計:ZEROKOBO DESIGN
施 工:es ARCHITECT

照明計画:KOIZUMI 三原 敦子
家具工事:0556style 反甫 マサヒロ
建具工事:有限会社福嶋建具店 福嶋 晴彦
突板制作:安多化粧合板株式会社 安多 茂一
サイン工事:株式会社ティプランニング
タイル:kunst tile 松本 憲洋
インテリア:TIME & STYLE 吉澤 佳子
「新風を、確信へ。bisco hair が提示する新たな空間の原風景。」


大阪の美容シーンに新風を吹き込み続ける「bisco hair」。
その旗艦店としての新築プロジェクトにおいて、我々はオーナーのビジョンを具現化する「空間の質的転換」を試みた。

全体構成の基調としたのは、北欧デザインに通ずる清澄な空気感である。
受付からカットスペースは、造作家具や壁面に用いたガムウッド(ストラッセ)の垂直性を活かし、光が透過する北欧の木立のような開放感を創出している。

対照的に、シャンプーブースはイタリア・マテーラの洞窟住居(サッシ)に着想を得た。
あえて「籠り感」を強調することで、ゲストに深い安らぎを与える静謐なシークエンスを構築している。

マテリアルにおいては、建築の骨格を際立たせるべく「KUNST TILE」を採用。
外壁から内部へと連続的に配することで、境界を曖昧にしながら空間に重厚なテクスチャを付与した。
特にタイルの目地意匠には、北欧の煉瓦建築の作法を研究し、あえて広幅の目地を設けることで、自然光の移ろいとともに豊かな陰影が生まれるよう設計している。

単なる美容室という枠組みを超え、建築的な素材感と空間のコントラストが共鳴し合う、新たな原風景の創出を目指した。