ボランティア活動

協力先：VAN - Voluntary Architects' Network
　　　　　宮城県女川・女川コンテナ仮設PJ
　　　　UTSUWA
　　　　　和歌山那智勝浦口色川・土砂掻き出し

協　賛：大阪工業技術専門学校

メディア：新建築2011年12月号 掲載　

2011年は日本社会を揺り動かす、大きな災害が続いた一年であった.

社会人として、企業人として、個人として、少しでも社会貢献したいと考え、現地に赴き、ボランティア活動に参加した.

東北や和歌山、それぞれの状況は異なり、実際メディアで見聞きしていた理解と、行ってみないと解らない事のギャップに戸惑いを隠せなかった.

建築に携わる者として、まずは現地のサーベイから入り、単なる一過性のボランティアにとどまらず、今後どのように自分の職能を活かせるか、考察を続けていきたいと思う.

帰ってきてからも、同じ建築仲間と、様々な場所で活動報告を行い、仲間たちと意見交換をした.

メディアが取り上げなくなると、何事も無かったかのように、被災地から遠い場所では忘れられて行くが、被災地ではまだまだ復興に向けて、長い長い試練が続いている.

その事を決して忘れないようにしたいと思う.
これから我々に出来る事は、まだまだたくさんあるのだと思う.