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実績・事例

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和心旬彩

和心旬彩 データ
所在地:大阪市北区
用 途:和食料理店
種 別:リノベーション
竣工年:2018年2月
延床面積:257㎡
構 造:RC造(躯体部)
規 模:地下1階

事業主:積水ハウス梅田オペレーション株式会社

協力:
カラーコーディネート/オフィスいろどり 岩尾美穂
ロゴ揮毫/くず上ともこ
照明計画/株式会社 遠藤照明 川本夏生 仲達則
染物暖簾/仙波憲知

施工:
積和建設関西株式会社 松森健一

写真:八木夕菜 ※03、11は三木夕渚
今や大阪の観光名所としてすっかり定着した新梅田シティが25周年を迎えている。
節目を迎え、シティ内のリニューアルが目白押しな中、積水ハウスグループの直営店でも設備の更新に併せて、店舗のリブランディング計画がスタートした。

建築家の原広司と、造園家の吉村元男が創り上げた都市のランドスケープを、余すことなく借景にした極上の空間を最初に目にした時、全てはこの類い稀な風景を主役とさせる為のインテリアを再構築しようと考えた。

中自然の森で吉村が表現したのは、「水と緑の惑星」、「地球」そのものである。
この森で体現された、風の流れ、水の循環、生命のエネルギーは、「日本の出汁文化を世界へ」というコンセプトを掲げ、四季の恵み、自然のミネラルを享受する「和食」を再認識させるお店である、「和心旬彩」にもリンクすると考え、それらに呼応するデザインを模索した。

カラースキームは、日本の伝統色である「茜色」「縹色」「灰汁色」の3色を、それぞれ “命・感謝”“地球・日本”“大地・安定”の象徴として設定した。
インテリア、家具、サイン、グラフィック全てにそのカラーエレメントが散りばめられている。

借景を引き立たせるため、既存要素から引き算もしながら、フォーカルポイントには普遍の幾何学デザインに、「煌き」というその場でしか体感出来ない質感を与え、躍動感も創出してみた。夜のシーンには、インテリアが窓ガラスに映り込み、自然とインテリアが饗宴する不思議な風景が現れる。

新しく生まれ変わった「和心旬彩」が、積水ハウスグループの旗艦店として、新梅田シティの魅力を再発見出来るような、新たなランドマークになることを願っている。